<神奈川・横浜> タッピングセラピー
一言でいうと
タッピングセラピーは、顔周りにある経路上のツボを叩くことで、過去のトラウマやネガティブな出来事によって傷ついた心を癒す治療です。
1、タッピングセラピーとは
1)タッピングについて
タッピングセラピーは、トラウマや人間関係のストレス、未解決の過去の記憶からくるネガティブな感情や思考に対して、患者様に強い侵襲性を与えずに短時間で解消、軽減できるのが大きな特長です。
過去に起きた出来事による、「恐怖」「怒り」「悲しみ」などのネガティブな感情を癒すことで、その出来事への執着を手放し、物事を俯瞰してみることができるようになります。
そうすることで、目の前にある問題を解決へと促していきます。
1セッションは1分程度で、誰でも簡単にセルフケアとして行うことができるため、クリニック以外でも実践することが可能です。
日々のケアができると、日常レベルでの感情的なアップダウンが起きにくくなり、本当に問題になっていることをスムーズに取り扱えるため、良好な経過が望めます。
2)対象の方
- 過去にトラウマがあり、そのことで現状がつらく感じられている方
- 愛着障害などの家族関係に問題を抱え、生きづらさを感じている方
- ネガティブビリーフ※の強い方
※「私にはできない」、「どうせ頑張っても上手くいかない」、「自分には価値がない」
といったマイナスな思考や固定概念のこと
3)カウンセリングで目指す姿
タッピングによって、出来事や問題を俯瞰してみられるように促していきます。
物事の視野を広げ、本来の自分の在り方や生き方についてシフトすることで社会復帰を目指します。
4)症例、体験談
AさんはPMSの症状があり、生理前のイライラが原因でパートナーとぶつかってしまうことや、職場上司に対して嫌悪感を抱いてしまうことにお困りでした。
症状の背景には、過去のトラウマや家庭問題があることが分かり、Aさんもイライラの対処法を身に着けたいとのことでタッピングセラピーを開始しました。
まずはタッピングの流れを説明し、過去のネガティブな出来事についてお話を伺いました。
Aさんは過去の人間関係でのトラブルや幼少期の家庭問題から、男性に対して恐怖心を抱いてしまい、それが原因でパートナーにイライラしてしまっていたそうです。
原因が分かったところで、問題それぞれについている感情に意識を向けていただき、タッピングを行っていきました。
タッピングをすることで、問題自体や感情に意識を向けづらくしていき、それを繰り返していくうちに問題への執着を徐々に無くしていきました。
「今まではパートナーと喧嘩になってしまっていたことも、落ち着いて対応することができた。」
「職場で嫌な思い出がフラッシュバックすることが減った。」
「思ったことを口に出せるようになり、職場上司との関係も徐々に改善してきた。」
と効果を実感し、計4回のタッピングセラピーを終えられました。
5)クリニックにおけるタッピングセラピーの位置づけ
本来のタッピングセラピーは、過去・現在・未来へとさまざまな場面に応用できる手法ですが、当院のカウンセリングでは主に、「過去」に焦点を置いたワークを行っています。
過去のトラウマや生育歴における両親、兄弟との問題、いじめや受験など学校での挫折や失敗体験、職場でのパワハラや人間関係のストレス、適応障害、パニックや不安症、恐怖症、グリーフケアなど、心の傷つきや生きづらさを抱えている方々のサポートをさせていただいております。
2、ベスリTMS横浜醫院でのタッピングセラピーの流れ
・Step1:初診
まずは診察をうけていただき、お困りの症状や症状が起こったきっかけについてお話を伺います。
心理検査なども行い、器質的な異常がないか判断することもあります。
・Step2:タッピングセラピーの実施
診察にて実施可能となりましたらご案内します。事前予約制になります。
・Step3:診察
カウンセリングを通して困りごとが解決しているか、他のアプローチが必要かどうかを診察にて相談していきます。