薬に頼らないTMS治療
神奈川県横浜市中区
- 頭にモヤがかかる
- 判断力や集中力が落ちてきた
- 何度も読み直さないと頭に入らない
- 同じことをぐるぐると考えてしまう
- うまく眠れず朝起きてもすっきりしない
TMS治療はこのような脳機能低下を、改善できる可能性があります。
「心」ではなく「脳」機能低下
長い間「こころの病気」と扱われていた病気が、近年「脳」が原因であることがわかってきました。
仕事に必要な機能である「判断、意欲、実行機能」をつかさどる背外側前頭前野(はいがいそくぜんとうぜんや)、感情をつかさどる扁桃体が脳機能低下でうまく働かなくなることで不調となっている可能性があります。
薬を使わないTMS治療とは
TMS治療(transcranial magnetic stimulation/経頭蓋磁気刺激法)は、うつや集中力低下に関わる脳を「磁気刺激」により直接ケアします。
磁気による治療のため、身体を傷つけることがない副作用の少ない治療です。
「心のお薬は依存しそうで怖い」
「副作用を少なく、仕事を継続したい」「できるだけ早く社会復帰したい」
という悩みを持った方にピッタリの治療です。
「集中力」は「脳機能」がポイント?
集中力や決断力、思考がまとまらない状態は仕事に大きく影響します。
心の病気や、ウイルス感染後、コロナ後遺症の場合、脳の機能が低下することで仕事の集中力に影響が出ることがあります。
抗うつ薬は脳の前頭葉(背外側前頭前野)に対する効果が出にくいとされています。
抗うつ薬治療後に仕事に復帰しても「頭がうまく働かない」と感じる方も少なくありません。
TMS治療は副作用が少なく、前頭葉や脳を直接刺激することで脳機能の調整をします。
「集中力や決断力」が求められる仕事をしている方に適した治療といえます。
ベスリTMS横浜醫院のTMS治療費用
TMS治療の初回相談料は5,500円(初回施術無料)です。
初診時にお困りの症状などをお伺いし、TMS治療が可能か、どのような刺激方法で行うのが最善かTMS専門のスタッフとともに決定いたします。
TMS治療のおすすめポイント
①治療効果が早く得られやすい
TMS治療では抗うつ薬など薬物療法で十分に効果が得られなかった(治療抵抗性がある)方にも効果があるといわれています。
TMS治療の効果は早ければ10回程度で効果がでてくることが多く、土・日の週末で週末短期治療をする方もいます。
②副作用が少なく、依存性がない
お薬の治療は全身に影響を及ぼし、長期間の服用により依存性に悩まされる方もいます。TMS治療は脳に対する磁気の刺激のため、大きな副作用や依存性はありません。人によっては頭痛や吐き気などが出る場合もありますが、刺激を当てているところに「デコピン」程度の痛みを感じる、回数を重ねるごとに副作用は少なくなっていくことが多いです。
③日中の仕事や勉強に支障が出にくい
お薬の治療は眠気や持続する吐き気、脳機能低下による集中力や決断力の低下などを自覚される方がいます。TMS治療は脳機能を調整するため、日中の仕事に影響が出る副作用が少ないことが特徴です。
ベスリTMS横浜醫院の特徴
- 平日夜・土日診療で、「週末短期集中治療」が試せる
- TMS治療後の自立した再発予防策がカウンセリングでつくれる
- 1,500症例以上の治療実績と海外や日本のTMS治療の専門家に指導を受けた経験豊富なスタッフがいる
〜治療実績~
よくあるご質問
Q. 他の病院に通院中ですが、TMS治療が受けられますか?
A. 当院では、かかりつけの先生を変えない、併診でのTMS治療を行っています。
精神科・心療内科は近くにあり、いざというときにすぐに通うことができることが安心して通い続けられる大きな要素の一つです。家の近くで、今までしっかりと診て下さっている先生と併診で、安心して心の医療を継続できます。当院では、薬物療法、治療方針等は主治医の先生のまま、連携しながらのTMS治療を行うことができます。また、遠方からTMS集中治療がしたいという方にも対応しております。
まずはお気軽にご相談ください。
Q. 副作用・リスクはありますか?
A. TMS治療はうつ病の薬物療法、電気けいれん療法に比べ、副作用は少ないとされています。
薬物療法におこりやすい強い吐き気や、ふらつき、性機能障害等はなく、電気けいれん療法のように記憶がなくなる記憶障害や、麻酔等による身体の負担がない治療です。軽い頭痛・痛みによる迷走神経反射(吐き気・ふらつき)等を認めることがありますが、重い副作用であるけいれん発作は0.1%のみです。また、リスクとしては双極性障害の人の治療が必要な状態になったり、既往精神疾患によって稀に増悪の可能性があります。体内に金属や生体材料を埋め込んでいる方の施術もリスクが高くなりますので、問診の際にご相談ください。
Q. 重い副作用のけいれん発作が起こったら?
A. ハーバード大学のTMS治療で使われている緊急対応を元に緊急時の対応を行います。
けいれん発作が起きた際には必要に応じて輸液、抗けいれん薬等の投与など緊急対応を行い、連携病院へ救急搬送いたします。けいれん発作が起きた際の緊急時訓練を定期的に行っております。
Q. 治療中意識がありますか?
A. 意識がある状態でリラックスして治療を受けられます。
TMS治療は電気けいれん療法と異なり麻酔は必要ありません。
Q. 痛みはないですか?
A. TMS治療は「デコピン程度の痛み」と表現される患者さんが多いです。
痛みは回数を重ねるごとに気にならなくなります。当院ではTMS専門スタッフが痛みや不快感をおさえ最適な効果を示す個人に合わせたTMS治療を心がけております。
Q. TMS治療の頻度は?
A. 週5回4~6週連続のTMS治療の標準プロトコールです。
脳の状態を安定させるため最初の10回の治療間隔は空けない方がおすすめです。夏休み、冬休み等を使った遠方からのTMS治療の場合は、刺激法を工夫し、2~4週の短期間集中TMS治療も行っています。
Q. 予約はとれますか?
A. 予約はとりやすいとご好評いただいております。
当院は複数台のTMS治療機器があり、平日は20時過ぎまで、土日もTMS治療を行っているため短期での集中治療も可能です。LINE・Web予約システムで気軽に予約もでき、施術の1時間前まで予約が取れます。忙しいビジネスパーソンが時間が空いた時にTMS治療ができるように日々TMS治療枠を調整しております。
Q. TMS治療中の評価は?
A. 定期的に心理検査を実施しています。
TMS治療中の評価には、標準化されたスケールを用いることが望ましいと考えられています。当院では定期的に心理検査を実施し、治療効果を含めTMS治療について相談できるように対応しています。
Q. 誰でもTMS治療を受けることができますか?
A. 当院では安全に治療を行うため、TMS治療に基準を設けております。
問診・身体診察により、TMS治療が実施できるかを診断した後TMS治療となります。TMSを実施できない基準は以下となります。
□17歳以下 、65歳以上 □死の危険性がある □妊娠可能性がある □人工内耳・ペースメーカー DBS・投薬ポンプを使用している □以下の病気がある ・統合失調症 ・双極性障害 ・強迫性障害 ・アルコール依存症 ・パーソナリティー障害 ・脳の器質的疾患 (脳梗塞・脳出血・くも膜のう胞を含む) ・てんかん ・摂食障害など □他患者様・スタッフへの診療妨害行為 |
Q. 保険診療のTMS治療は受けられますか?
A. 当院では保険診療のTMS治療自己負担分と同等の価格でTMS治療を実施しております。
保険診療のTMS治療は、症状が重い方、高頻度の通院が難しい方、経済的困窮に直面している方等が適しています。診察の医師、定期的なTMSミーティングで地域の精神科中核病院等での治療が望ましいと判断した場合、TMS治療の途中でも中断させていただき、適切な医療機関にご紹介いたします。
Q. ローンは組んでないの?
A. 当院ではTMS治療でのローンを組んでおりません。
TMS治療を始めたが身体に合わない、ご家庭の事情等で突然通院できなくなる、未成年の方や学生さんなど経済的に未自立な方が保護者に相談せず借金をすることの防止をするためです。心の治療はご家族のサポートも重要と考えており、医療機関として治療により生活や家庭が崩壊してしまうことは望んでおりません。