ブレインフォグ専門外来
【医師解説】コロナ後遺症・ブレインフォグとは?治療は?

ブレインフォグの治療|薬に頼らないTMS治療|ベスリTMS横浜醫院

Brain Fog ─ ブレインフォグ外来

頭にモヤがかかる、考えがまとまらない。
その“ブレインフォグ”に。

「気づいたら別のことを考えていた」「何度も読み返さないと頭に入らない」——ストレスや働きすぎ、コロナ後遺症などで脳が疲れると起こりやすい状態です。ベスリTMS横浜醫院は、脳の神経炎症とワーキングメモリに着目し、薬に頼らないTMS治療で改善をめざします。

横浜/平日夜・土日診療/週末短期集中も/薬に頼らない・初回施術無料

Check

こんな症状でお困りですか?

次のような状態が続いていませんか。ブレインフォグは、脳機能のケアによって改善できる可能性があります。

頭にモヤがかかる

霧がかかったように、思考がはっきりしない。

判断力・集中力が落ちた

以前のように考えがまとまらない、決められない。

何度も読み直さないと入らない

一度で内容が頭に入らず、読み返し・聞き返しが増える。

同じことをぐるぐる考える

考えが堂々めぐりして、切り替えられない。

眠っても回復しない

うまく眠れず、朝起きてもすっきりしない。

仕事の意欲が続かない

やることは多いのに、何から始めればいいか分からない。

About

ブレインフォグとは

ブレインフォグは、言葉のとおり「脳の霧・脳のモヤ」を意味します。頭の中に霧がかかったように感じ、記憶や集中力の低下がみられることがあります。新型コロナ後遺症(Long COVID)の症状の一つとして知られるようになりましたが、定義の明確な医学用語ではありません

コロナ以前から、よく眠れない方、長時間働き続けてきた方、抗うつ薬を服用中の方などから、ブレインフォグについてのご相談を多くいただいてきました。当院では、脳のミクログリアの炎症に着目したケアを行っています。

ブレインフォグを起こしうる背景

ブレインフォグは病名ではなく、症状を指す言葉です。背景には、次のようなさまざまな病態が関わることがあります。

うつ病・双極性障害

気分の不調に伴って認知機能が落ちることがあります。

不眠症・適応障害

睡眠不足や強いストレスが脳の働きに影響します。

PMS/PMDD

月経前の心身の変化に伴って生じることがあります。

ADHD/ASD(発達特性)

もともとの特性が背景にある場合があります。

コロナ後遺症(Long COVID)

感染後にブレインフォグや倦怠感が続くことがあります。

過労・慢性的なストレス

働きすぎ・長期の高ストレスも一因になります。

Mechanism

ブレインフォグが起こるしくみ
〜神経炎症性仮説〜

一生懸命に働きすぎたり、不眠が続いたりと、長期間にわたって高いストレス状態が続いた方に、ブレインフォグは多くみられます。近年は、うつの原因をセロトニン不足で説明する「モノアミン仮説」だけでは十分に説明できないとされ、脳の慢性的な炎症に着目した「神経炎症性仮説」が注目されています。

ブレインフォグが起こるしくみ ストレスや感染などをきっかけに脳の神経炎症(ミクログリア・サイトカイン)が起こり、交感神経が過剰に働き、ワーキングメモリに障害が生じてブレインフォグにつながると考えられている。TMS治療は高まった交感神経の活動を抑えることをねらう。 ストレス・過労感染・不眠 など 脳の神経炎症ミクログリア・サイトカイン 交感神経の過活動 ワーキングメモリの障害 TMS治療 高まった交感神経の活動を抑えることをねらう この一連の流れの結果として「ブレインフォグ」が生じると考えられています
図:ブレインフォグの神経炎症性仮説と、TMS治療がねらう点(あくまで想定される機序で、研究段階を含みます)

関西医科大学が2022年に発表した論文(World J Biol Psychiatry)では、うつ病の方の治療前の血中サイトカイン値を調べることが、抗うつ薬の選択に役立つ可能性が報告されています。海外では、軽症のうつ病に対して抗うつ薬を第一選択としない考え方も示されています。私たち医療法人社団ベスリ会でも、大学と提携して炎症性サイトカインに関する研究を行い、神経炎症に対するTMS治療などを提供しています。

ワーキングメモリとは:作業や動作に必要な情報を一時的に記憶・処理する力のこと。これがうまく働かなくなった状態が、ブレインフォグです。ブレインフォグ・うつ病・慢性疲労症候群では、脳の炎症によってワーキングメモリに障害が生じることが多いと考えられています。

Long COVID

コロナ後遺症としてのブレインフォグ

新型コロナ感染後、コロナ後遺症としてブレインフォグや倦怠感・疲労感に悩まされる方が増えています。とくに神経・精神の分野では、オミクロン株以降、倦怠感(慢性疲労症候群)や、頭に靄がかかるブレインフォグの症状が多くみられると言われています。

感染やワクチン接種の際には免疫反応が起こり、それが交感神経を活性化させて炎症を引き起こし、ブレインフォグにつながると考えられています。海外の研究でも、COVID-19感染後の認知機能の低下と、血液中の炎症性物質との関連が報告されています。

コロナ後遺症全般の症状・治療については専用ページへ

Treatment

薬を使わないTMS治療とは

TMS治療(経頭蓋磁気刺激)は、集中力の低下や気分の不調に関わる脳を「磁気刺激」で直接ケアする方法です。身体を傷つけない、副作用の少ない治療です。炎症によって高まった交感神経の活動を抑えることで、ブレインフォグの改善・緩和につながると考えられています(研究段階を含みます)。

こんな方に向いた治療です

「心のお薬は依存しそうで怖い」「副作用を抑えて仕事を続けたい」「できるだけ早く社会復帰したい」——そうしたお悩みを持つ方の選択肢の一つになります。

効果が比較的早い

早ければ10回程度で変化がみられることが多く、土日を使った週末短期治療を選ぶ方もいます。

副作用が少なく依存性がない

大きな副作用や依存性はほとんどありません。まれに頭痛や吐き気があり、「デコピン」程度の軽い刺激感を伴うことがありますが、回数を重ねると和らぐことが多いです。

日中の仕事・勉強に支障が出にくい

脳の機能を調整する治療のため、眠気や集中力低下といった、日中に支障をきたす副作用が少ないのが特徴です。

Price

TMS治療の費用

TMS治療は自由診療です。初回相談料は 11,000円(初回施術無料)。料金はすべて税込です。

単回料金(1回ごとの料金・税込)
内容初回2回目以降
θburst無料6,600円
rTMS無料6,600円
回数券(まとめて受けるとお得・税込)
内容回数料金1回あたり
θburst10回49,500円4,950円/回
rTMS10回49,500円4,950円/回

※ 初回は無料です。

初診時にお困りの症状をお伺いし、TMS治療が適応できるか、また最適な刺激方法を、TMS専門のスタッフとともに決定いたします。

Why us

ベスリTMS横浜醫院の特徴

平日夜・土日診療/週末短期集中

忙しい方でも、平日夜や土日に治療を受けられます。週末に短期集中で試すこともできます。

再発予防をカウンセリングで

TMS治療だけでなく、再発を防ぐための対策をカウンセリングで一緒に作ります。

1,500症例以上の実績

2017年からTMS治療を行い、1,500症例以上の実績があります。

経験豊富なスタッフ

海外・国内のTMS治療の専門家に指導を受けたスタッフがサポートします。

Self-care

日常生活でできること

治療とあわせて、日常でも取り組めることがあります。無理のない範囲で試してみてください。

有酸素運動1日に数回、2〜3分の運動でも効果が期待できます。疲れや倦怠感が強いときは無理をせず、自分のペースで行いましょう。
地中海料理を意識した食事オリーブオイル・果物・野菜・ナッツなどを取り入れた食事は、脳の働きを支えると言われています。
良質な睡眠十分で質の高い睡眠は、脳の回復にとって重要です。
社会活動に参加する人と交流することで、脳によい刺激が得られます。
新しいことに取り組むマインドフルネスや音楽を聴くなど、新しい経験は脳の活性化につながります。

FAQ

よくある質問

ブレインフォグとTMS治療について、よくいただくご質問にお答えします。

ブレインフォグとは何ですか?
「脳の霧・脳のモヤ」を意味し、頭に霧がかかったように感じ、記憶や集中力の低下がみられる状態を指す言葉です。コロナ後遺症の症状の一つとして知られるようになりましたが、定義の明確な医学用語ではありません。仕事や勉強に必要なワーキングメモリがうまく働かない状態、とも言えます。
ブレインフォグは何が原因で起こりますか?
病名ではなく症状のため、背景はさまざまです。うつ病・双極性障害、不眠症・適応障害、コロナ後遺症、過労や慢性的なストレスなどが関わることがあります。当院は、脳の神経炎症(ミクログリアの炎症)とワーキングメモリの障害に着目してケアを行います。
コロナ後遺症のブレインフォグも診てもらえますか?
はい。感染後に続くブレインフォグや倦怠感のご相談もお受けしています。コロナ後遺症全般については、姉妹院の専用ページもあわせてご覧ください。神経炎症に着目したTMS治療などをご提案します。
ブレインフォグは何科を受診すればいいですか?
気分の落ち込みや不眠、集中力の低下を伴う場合は、心療内科・精神科などが相談先になります。当院は、薬に頼らないTMS治療を中心に、脳の機能面からブレインフォグにアプローチしています。
TMS治療とはどんな治療ですか?副作用はありますか?
磁気で脳の特定部位を刺激し、機能を調整する治療です。身体を傷つけず、副作用や依存性はほとんどありません。まれに頭痛や吐き気があり、刺激部位に「デコピン」程度の軽い刺激感を伴うことがありますが、回数を重ねると和らぐことが多いです。
TMS治療はどのくらいで効果が出ますか?
早ければ10回程度で変化がみられることが多く、土日を使った週末短期治療を選ぶ方もいます。効果や必要な回数には個人差があるため、初診時に症状を伺い、適応や刺激方法を専門スタッフと決定します。
費用はいくらですか?保険は使えますか?
TMS治療は自由診療です。初回相談料は11,000円(初回施術無料)。単回は2回目以降1回6,600円、10回の回数券は49,500円(1回あたり4,950円)です(いずれも税込)。詳しくは料金のセクションをご覧ください。
仕事を続けながら通えますか?
平日夜・土日にも診療しており、週末に短期集中で治療を試すこともできます。日中の仕事や勉強に支障が出にくいことも、TMS治療の特徴です。
日常生活で気をつけることはありますか?
無理のない範囲での有酸素運動、地中海料理を意識した食事、良質な睡眠、人との交流、マインドフルネスなど新しい刺激が、脳の回復を支えると言われています。疲れや倦怠感が強いときは無理をしないことが大切です。

Supervised by ─ 監修

田中 遥(たなか はるか)

医療法人社団ベスリ会 理事長/専門:心療内科・睡眠障害内科

「環境・身体・認知」の観点から状態を分解し、薬に頼らない形での回復と、無理なく働ける未来を目指す診療を行っています。神経炎症とTMS治療の研究にも取り組んでいます。

17,000+
働く人の心の
診療実績
5,000+
TMS治療
(薬に頼らないうつ治療)
約20冊
著書・
監修書籍
20件+
メディア出演
・掲載・講演

メディア出演・取材・講演のご依頼はこちら →

Access

診療のご案内

JR・横浜市営地下鉄「桜木町駅」から徒歩1分。平日夜・土日も診療しているため、仕事帰りや週末にも通院いただけます。週末を使った短期集中の治療にも対応しています。まずはお気軽にお問い合わせください。

所在地
〒231-0062 神奈川県横浜市中区桜木町1-101-1 クロスゲート 1F
アクセス
JR・市営地下鉄「桜木町駅」徒歩1分/みなとみらい線「馬車道駅」「みなとみらい駅」徒歩5分
電話
045-232-4583
診療時間
月・火・木・金・土 10:30–14:30 / 16:00–20:00
日 10:30–16:30
水 定休
初回相談料
11,000円(初回施術無料・税込)

Evidence

参考にした主な研究・情報

本ページは、次のような研究や知見をふまえて作成しています。知見は日々更新されるため、最新の情報もあわせてご確認ください。

  1. COVID-19関連の症状への非侵襲的な脳刺激の応用 Applications of Non-invasive Neuromodulation for the Management of Disorders Related to COVID-19. Frontiers in Neurology. 2020.
  2. 治療前のサイトカイン値と抗うつ薬の選択(関西医科大学) 血中サイトカイン値が抗うつ薬の選択に役立つ可能性を報告。The World Journal of Biological Psychiatry. 2022.
  3. COVID-19感染後の認知機能低下と炎症性物質の関連 感染後の認知機能の低下と血中の炎症性物質との関連を示した研究(海外)。

本ページの内容は一般的な情報提供であり、効果を保証するものではありません。診断・治療は必ず医師の診察のうえで行われます。TMS治療の適応や効果には個人差があります。

Contact

頭のモヤを、
そのままにしないでください。

ブレインフォグやワーキングメモリの不調に、薬に頼らないTMS治療という選択肢を。まずはお気軽にお問い合わせください。初回施術は無料です。

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平日夜・土日診療/週末短期集中に対応