働くビジネスパーソンへの鍼灸
なぜメンタル疾患に鍼灸?
「病気」とは「気が病む」ことです。鍼灸では過労やストレスで消耗した気力を養う「補気(ほき)」を行い症状の改善をしていきます。メンタル鍼灸では、病気による症状ではなく、「病気」を起こす原因となった「気」の消耗(虚)、滞り(気滞、鬱滞)、偏り(上実、下虚)にフォーカスした治療でを行います。 「気」の消耗を補い、精気が心身に充実している状態を作るために「根本治療である補気の鍼灸」を行います。
治療効果の高いメンタル鍼灸の疾患、病態
頭痛、偏頭痛、頭重感、顔面けいれんなど
- 頭痛の症状はのぼせが原因であることが多く、気の巡りを良くしてのぼせが解消すると痛みも解消します
- のぼせの他に、頭部への衝撃、ムチウチ症、打撲、抜歯、歯科矯正などが原因であることも多いです
PMS、PMDD、生理痛など女性の心身の辛さに
- 生理前生理中のイライラや不安感、痛み、体が重い、冷えやのぼせ、お腹の張りなど
- ピルをやめたい方は体調改善によりやめることができます
- 治療により周期改善や無月経からの再開、妊活などが可能です
TMS治療の効果を促進、向上したい方に
- TMSは脳機能を回復させ、鍼灸は身体機能を回復させ、心身に対して相乗効果が高いです
- TMSを受けて心身の回復が遅い方は身体的な消耗が高い場合があります
- 体力や気血水の機能を回復させることで改善するケースがよくあります
不眠の方
- 寝つきに時間がかかる、中途覚醒、早朝覚醒
- 治療により「寝る力」が回復すると眠剤なしで自力で眠れるようになります
- 過緊張による不眠の場合は緊張緩和をすることで改善します
減薬、断薬を進めている方に
- 服薬量を減らしたい方、ゼロにしたい方のための治療が可能です
- 服薬の対象となる疾患を先に改善させることで減薬がスムーズになります
- 治療により気の巡りを良くすることで神経系の流れが良くなり減薬を促進できます
特に減薬、断薬の離脱症状の改善
- 減断薬時の離脱症状の治療が可能です
- 手や体の震えや痺れ、耳鳴り、知覚過敏、体の痛みなど
- ベンゾジアゼピン系の離脱症状や副作用も改善可能です
- 回復までの期間は服薬量や期間、減薬の量により個人差があります
- 一気断薬して強い離脱症状が発症した方でも治療可能ですが回復までに時間がかかるケースがあります
うつ、双極性障害、不安障害
- 不眠や過労から由来するうつや気分の失調に効果があります
- 人間関係や職場環境、家庭環境に由来するもの、またそれらを不調の原因と捉える方は回復までに個人差があります
パニック障害
- 動悸、息が苦しくなる、呼吸がしにくい、乗り物で気持ち悪くなる、汗がたくさん出るなど
- 体の緊張によるものが多く体が緩むとパニックも治まります
- HSPも同様に緊張緩和で改善する事例があります
線維筋痛症
- 一般には検査をしても異常が見当たらない場合に診断されますが、東洋的な診断では体力や気力の消耗(精気の虚)が原因であることがよくあります
- 消耗を補うことで体の痛みが解消します
食欲不振、吐気、嘔吐
- 消化や吸収力が弱ると吐気や嘔吐につながります
- 全体的な体力を回復させることで食欲が戻ることや食事ができるようになります
疲労感・慢性疲労症候群の方
- 身体疲労だけでなく、脳による慢性疲労には、鍼灸の気虚改善が効果があります。
なんとなく元気がない
- 鍼灸は気力を回復させる治療ですので元気や覇気、やる気がないという方は気力を養うことで元気になります
検査をしても異常がない、原因不明の病、不定愁訴
- 検査をしても異常がみつからないが症状はある方
- 現代医学的な検査で異常が見つからなくても東洋医学的には原因がみつかるので治療可能です
休職中からの復職、再就職
- 休職の多くの原因は長時間勤務や過重労働による過労、体力の消耗(精気の虚)によるものが多いため、消耗を補い体力気力を回復させることで復職が可能になります
- 復職後も継続することで再離職防止につながります
よくあるご質問
- 妊娠中の方も治療可能です
- 治療当日が生理中でも治療を受けることは問題ありません
- 治療当日に風邪をひいた場合でも治療可能です
- 同日に他の特別外来も受ける場合は可能であれば治療より前に受ける方が治療効果の面で理想的です
「鍼灸治療は私の困りごとに適しているのかな?」
お悩みの際は是非一度ご相談ください。