Q&A よくあるご質問

Q. 他の病院に通院中ですが、TMS治療が受けられますか?
A. 当院では、かかりつけの先生を変えない、併診でのTMS治療を行っています。 精神科・心療内科は近くにあり、いざというときにすぐに通うことができることが安心して通い続けられる大きな要素の一つです。家の近くで、今までしっかりと診て下さっている先生と併診で、安心して心の医療を継続できます。当院では、薬物療法、治療方針等は主治医の先生のまま、連携しながらのTMS治療を行うことができます。また、遠方からTMS集中治療がしたいという方にも対応しております。 まずはお気軽にご相談ください。
Q. 副作用・リスクはありますか?
A. TMS治療はうつ病の薬物療法、電気けいれん療法に比べ、副作用は少ないとされています。 薬物療法におこりやすい強い吐き気や、ふらつき、性機能障害等はなく、電気けいれん療法のように記憶がなくなる記憶障害や、麻酔等による身体の負担がない治療です。軽い頭痛・痛みによる迷走神経反射(吐き気・ふらつき)等を認めることがありますが、重い副作用であるけいれん発作は0.1%のみです。また、リスクとしては双極性障害の人の治療が必要な状態になったり、既往精神疾患によって稀に増悪の可能性があります。体内に金属や生体材料を埋め込んでいる方の施術もリスクが高くなりますので、問診の際にご相談ください。
Q. 重い副作用のけいれん発作が起こったら?
A. ハーバード大学のTMS治療で使われている緊急対応を元に緊急時の対応を行います。 けいれん発作が起きた際には必要に応じて輸液、抗けいれん薬等の投与など緊急対応を行い、連携病院へ救急搬送いたします。当院ではけいれん発作が起きた際の緊急時訓練を定期的に行っております。
Q. 治療中意識がありますか?
A. 意識がある状態でリラックスして治療を受けられます。 TMS治療は電気けいれん療法と異なり麻酔は必要ありません。
Q. 痛みはないですか?
A. TMS治療は「デコピン程度の痛み」と表現される患者さんが多いです。 痛みは回数を重ねるごとに気にならなくなります。当院ではTMS専門スタッフが痛みや不快感をおさえ最適な効果を示す個人に合わせたTMS治療を心がけております。
Q. TMS治療の頻度は?
A. 週5回4~6週連続のTMS治療の標準プロトコールです。 脳の状態を安定させるため最初の10回の治療間隔は空けない方がおすすめです。夏休み、冬休み等を使った遠方からのTMS治療の場合は、刺激法を工夫し、2~4週の短期間集中TMS治療も行っています。
Q. 予約はとれますか?
A. 予約はとりやすいとご好評いただいております。 当院は複数台のTMS治療機器があり、平日は20時過ぎまで、土日もTMS治療を行っているため必要な時にいつでもご相談ください。ラインで気軽に予約情報も問い合わせでき、施術の1時間前まで予約が取れます。忙しいビジネスマンが時間が空いた時にTMS治療ができるように日々TMS治療枠を調整しております。
Q. TMS治療中の評価は?
A. 定期的に心理検査を実施しています。 TMS治療中の評価には、標準化されたスケールを用いることが望ましいと考えられています。当院では定期的に心理検査を実施し、治療効果を含めTMS治療について相談できるように対応しています。
Q. 誰でもTMS治療を受けることができますか?
A. 当院では安全に治療を行うため、TMS治療に基準を設けております。 問診・身体診察により、TMS治療が実施できるかを診断した後TMS治療となります。TMSを実施できない基準は以下となります。 □医師がTMSの適応でないと判断した場合 □17歳以下 、65歳以上 □死の危険性 □妊娠 □人工内耳・ペースメーカーDBS・投薬ポンプを使用している □以下の病気がある ・統合失調症・双極性障害・強迫性障害 ・アルコール依存症・パーソナリティー障害 ・脳の器質的疾患(脳梗塞・脳出血・くも膜のう胞を含む) ・てんかん・摂食障害など □他患者様・スタッフへの診療妨害行為・危険性
Q. 保険診療のTMS治療は受けられますか?
A. 当院では保険診療のTMS治療自己負担分と同等の価格でTMS治療を実施しております。 保険診療のTMS治療は、症状が重い方、高頻度の通院が難しい方、経済的困窮に直面している方等が適しています。rTMS研究会では、統合失調症や双極性障害、TMS治療の対象にならない年齢にも高額なTMS治療を行っている医療機関を名指しで強い注意喚起がされていました。診察の医師、定期的なTMSミーティングで地域の精神科中核病院等での治療が望ましいと判断した場合、TMS治療の途中でも中断させていただき、適切な医療機関にご紹介いたします。
Q. ローンは組んでないの?
A. 当院ではTMS治療でのローンを組んでおりません。 TMS治療を始めたが身体に合わない、ご家庭の事情等で突然通院できなくなる、未成年の方や学生さんなど経済的に未自立な方が保護者に相談せず借金をすることの防止をするためです。心の治療はご家族のサポートも重要と考えており、医療機関として治療により生活や家庭が崩壊してしまうことは望んでおりません。

ベスリTMS横浜醫院について

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